前回の記事で「J.S.A.ワイン検定」の魅力や、実際に受けてみた感想をお伝えしました。
「ワイン検定って、実際いくらかかるの?」
「試験はいつ開催されているの?」
「具体的にどんな内容を学ぶの?」
そんな疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ワイン検定の費用や受検日程、テキストの内容、そして私自身の受検体験を通じて感じたことなど、より具体的な情報をお届けします。
「ひとりの時間」をもっと豊かにしたいと考えている方にとって、ワイン検定がどのように役立つのか、ぜひ参考にしてみてください。
ワイン検定ってなに?
「J.S.A.ワイン検定」は、日本ソムリエ協会が主催している検定試験です。
ワインに関する基礎知識を学べるのが特徴です。

たとえば、こんなことが身につきます
- ブドウ品種や生産地で味の想像がつくようになる
- ソムリエに自分の好みをうまく伝えられる
- 家飲み用のワイン選びがもっと楽しくなる
テイスティング試験などはなく、筆記試験のみです。
ワイン初心者でも安心してチャレンジできる構成です。
検定には「ブロンズクラス」と「シルバークラス」の2段階があります。
受験費用と日程(2025年度)
ブロンズクラス
- 費用:11,000円(テキスト含む)
- 日程:2025年9月3日(水)、6日(土)、7日(日)
- 受付期間:2025年7月4日(金)~8月4日(月)
- 講習会:14:20~15:50(90分)
- 試験:16:00~16:40(40分)
- 受検資格:検定日において20歳以上
シルバークラス
- 費用:15,000円(テキスト含む)
- 日程:2025年11月20日(木)、22日(土)、23日(日)
- 受付期間:2025年9月25日(木)~10月23日(木)
- 講習会:14:10~16:10(120分)
- 試験:16:20~17:00(40分)
- 受検資格:J.S.A.ワイン検定ブロンズクラス認定者

ブロンズクラスの内容
ワイン初心者向けの入門編で、以下のような内容を学びます。
- ワインの基本:ワインの分類、歴史、ブドウの種類など
- ワインを楽しむ:ラベルの読み方、適切な温度、グラスの選び方など
- ワインと料理の相性:料理やチーズとの組み合わせの基本
シルバークラスの内容
ブロンズクラス認定者向けのステップアップ編で、以下のような内容を学びます。
- 世界のワイン生産国:日本、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、ポルトガル、オーストラリア、アメリカ、チリ、アルゼンチン、ニュージーランド、南アフリカなど
- 各国の特徴:
- プロフィール:ワイン産業の概要
- 歴史:ワイン造りの背景
- 気候風土:ブドウ栽培に影響する気候や地形
- 主なブドウ品種:各国で栽培される代表的な品種
- 産地:主要なワイン産地とその特徴
テキストは124ページのフルカラーで、眺めているだけでも楽しめます。
実際に受検してみて
私は2019年にブロンズクラスとシルバークラスの両方を受検しました。
受検会場は全国にあるので、近隣の会場を選択しました。
申込みをすると、テキストは事前に届きます。
内容がとても豊富なので、講義前に目を通しておくことをおすすめします。
当日の講義はポイントを押さえて進められますが、正直な感想、『これ…ぜんぜん覚えられない…』とヒヤヒヤしながら受けてました(笑)
特にシルバークラスのときは、試験の手応えはまったく無しでした…。
周りの人たちも同じ様子でしたが、大丈夫!「全員合格」できました。
試験のあとに同じ試験会場の人たちと、レストランで軽食とワインを数杯のみ、受検者同士楽しく過ごしました。
まとめ:ワイン検定で、ひとり時間をもっと豊かに
ワイン検定、ブロンズクラス、シルバークラスの開催日時、費用、内容についてまとめました。
ブロンズクラスはワインの基礎知識を習得でき、シルバークラスの知識を得ると、レストランやワインショップでソムリエに相談したりアドバイスをもらいながら、好みのワインを選ぶことができるようになります。
ワインを選ぶ時間が、ひとりの時間をぐっと豊かにしてくれますよ。
ワイン検定はワイン好きばかりが受ける検定なので、試験あとの懇親の場も楽しいですよ。
ぜひ一度、のぞいてみてはいかがでしょうか。
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